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マグロ解体新書

COLUMN
知る
公開日:2025.02.25
更新日:2025.02.25

シビはクロマグロのこと?その名前の由来と地域ごとの呼び名

「シビ」という言葉を聞いて、すぐにマグロを思い浮かべる人はどれくらいいるでしょうか? 実はこの「シビ」、かつてはマグロ全般を指す呼び名でしたが、時代の流れとともに使われ方が変化してきました。では、なぜマグロは「シビ」と呼ばれていたのか? そして、どうして「マグロ」という名前に変わっていったのか。この記事では、シビの由来や各地の呼び名について詳しく解説していきます。

 

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・シビの名前の由来

・「シビ」から「マグロ」への変遷

・地域ごとのマグロの呼び名

・シビ(鮪)をより深く楽しむなら、マグロ解体ショーがおすすめ!

1. シビの名前の由来

「シビ」という名前の由来には、主に二つの説があります。

① 古事記と万葉集からの由来

「シビ」という名前は、古事記や万葉集にも登場しています。特に、古事記に収められた歌の中で「志毘臣(シビのおみ)」という人物が登場し、その後に志毘臣(シビのおみ)を大魚(マグロ)に例えた歌が歌われたことから、マグロを「シビ」と呼ぶようになったとも言われています。

② 漢字「宍魚」の由来

「シビ」はまた、漢字で「宍魚」(ししうお)と書かれます。「宍」という字は、食用の動物の肉、特に「しし」に関連する意味を持っており、マグロの赤身が動物の肉に似ているため、この漢字が当てられたとされています。

2. 「シビ」から「マグロ」への変遷

鎌倉時代から江戸時代にかけて、「シビ」が「死日」という縁起の悪い言葉を連想させるため、避けられるようになりました。そのため、次第に「マグロ」という呼び名が定着していったとされています。

3. 地域ごとのマグロの呼び名

マグロの呼び名は地域によって異なります。特にクロマグロ(本マグロ)は、同じ魚でありながら、地方によってさまざまな名前で呼ばれています。また、「シビ」という名称がクロマグロ以外のマグロにも使われる地域もあり、日本のマグロ文化の奥深さがうかがえます。

三重県

・クロマグロ → 本ま(本鮪)【三重県尾鷲市周辺】

・ビンチョウマグロ → シビ【一部地域】

徳島県

・クロマグロ(幼魚)→ しびこ【徳島県阿南市】

鹿児島県

・クロマグロ(3kg~14kg)→ こぐろ【鹿児島県南さつま市笠沙町】

沖縄県

・メバチマグロ・キハダマグロ → シビ

このように、同じクロマグロでも三重では「本ま」、徳島では幼魚を「しびこ」、鹿児島では若魚を「こぐろ」と呼ぶなど、地域によって呼び名が大きく異なります。また、「シビ」という名称はクロマグロだけでなく、三重県ではビンチョウマグロ、沖縄ではメバチマグロやキハダマグロにも使われるなど、日本全国で異なる意味を持っているのが特徴です。

こうした違いは、各地の漁業文化や市場での流通過程、さらには歴史的な背景によって生まれたものと考えられます。地域ごとの名称の違いを知ることで、マグロが日本の食文化や漁業と深く結びついていることが感じられるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

マグロ解体新書編集部

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