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マグロ解体新書

COLUMN
知る
公開日:2023.09.07
更新日:2025.12.09

マグロは睡眠をとらない!?なぜ疲れずに泳ぎ続けられる?理由を解説!

こんにちは、マグロ解体新書編集部です。

「マグロ」と聞くと、人気の寿司ネタとして親しまれつつも、“魚の王様”のような特別な存在というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
解体ショーや初競りのニュースで話題になることはあっても、日常の食卓では意外と馴染みの薄い魚かもしれません。

そんなマグロには、実はじっとしながら眠ることができないというユニークな睡眠の特徴があります。

「マグロは寝ないって本当?」
「どうして睡眠をとらないと言われているの?」
「睡眠なしで生きていける仕組みは?」

こうした素朴な疑問をお持ちの方のために、本記事ではマグロの“睡眠”について分かりやすく解説します。
さらに後半では、意外と知られていない“マグロの寿命”についてもご紹介します。

ぜひ最後までお楽しみください。

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・結論:マグロは睡眠を取らない生き物

・【豆知識➀】寝ずに泳ぎ続ける理由は?

・【豆知識②】なぜ睡眠を取らなくても生きていけるのか

・何年泳ぎ続けるの?寿命は?

・まとめ:マグロは寝ずに生きていける

・幹事さんを応援!新年会・忘年会、歓迎会、祝い事にパティアの解体ショーのサービスがおすすめ!

結論:マグロは睡眠を取らない生き物

マグロは、完全に静止して眠ることができない生き物です。

一生のあいだ泳ぎ続ける回遊魚として知られており、人間や他の動物のように“睡眠”という形で体を休ませることはありません。

しかし、まったく休まないわけではありません。
マグロは夜のあいだ、ゆっくりと泳ぎながら代謝を下げ、できる限り体を休めることで回復し、睡眠の代わりにしていると考えられています。

では、なぜ止まって眠れないのでしょうか。
その理由は、マグロ特有の体の構造にあります。次の章で詳しく解説します。

【豆知識➀】寝ずに泳ぎ続ける理由は?

マグロがなぜ寝ずに泳ぎ続けられるのか、ポイントとなる理由は以下の2点です。
・酸素を取り込むため
・沈まないようにするため

理由①:水中の酸素を取り込むため

一つ目の理由は、酸素を取り込む(呼吸する)ためです。
当然ですが、動物が呼吸するためには、酸素を取り入れる必要があります。
マグロは、口を開けながら泳ぐことで、水がエラを通過するときに、水中の酸素を取り入れて、呼吸しています。
これを、ラムジュート換水法といいます。
他の魚のようにエラ呼吸ができないマグロは、口を開けて泳ぎ続けないと、酸素を取り入れることができないため、死んでしまいます。
これが、マグロが寝ずに泳ぎ続ける大きな理由です。

理由②:沈まないようにするため

二つ目の理由は、沈まないようにするためです。
魚には、体が沈まないように、浮き袋が備わっています。
マグロにも浮き袋が付いているものの、未発達なため、泳ぎをやめると、体が沈んでしまいます。
体が沈むのを防ぐためにも、寝ずに泳ぎ続ける必要があります。

【豆知識②】疲労はしないの?なぜ睡眠を取らなくても生きていけるのか

マグロが寝なくても泳ぎ続けられる理由は先に説明しましたが、
「疲れないの?」「睡眠をとらなくても生きていける?」と疑問を持つのではないでしょうか。
ここでは、体の構造や行動、生理学の観点からわかりやすく詳しく解説していきます。

疲労しないの?その答えは「疲れにくい体の構造」

マグロは泳ぎ続けますが、私たちが想像するほど簡単には疲れません。
なぜなら、夜間はスピードを落としてゆっくり泳ぎ、代謝を低くすることで体力を回復させているためです。
この“泳ぎながら休む”状態が、マグロにとっての睡眠の代わりと考えられています。

また、マグロは長距離を泳ぐのに適した筋肉(赤身の筋肉)が発達しており、疲労を溜めにくい構造になっています。
こうした特徴により、マグロは寝ずに泳ぎ続けながらも、しっかりと体を休めることができるのです。

なぜ睡眠を取らなくてもいきていけるの?

「睡眠を取らなくても、疲れて動けなくなったりしないの?」と疑問に思われる方もいると思います。
マグロが睡眠を取らなくても生きていけるのは、脳みそが小さいからと言われています。
マグロの脳みそは、体長1.5mに対し、ビー玉程度の大きさです。
そのため、脳を休めるための睡眠が必要なく、泳ぎ続けられるのではないかと言われています。
ちなみに、人間の脳は1200g以上あり、7時間前後の睡眠が必要とされています。

何年泳ぎ続けるの?寿命は?

脳が小さく、睡眠もとらないと聞くと一見長くは生きていけないように思われるかもしれません。しかし、実際はそんなことはありません。マグロの寿命は、種類によって異なります。代表的なマグロの種類と寿命をご紹介します。

マグロの種類 寿命
クロマグロ(本マグロ) 20~30年
ミナミマグロ 20年
メバチマグロ 10~15年
キハダマグロ 7~10年
ビンナガマグロ 10~16年

※引用:https://www.fra.affrc.go.jp/kseika/maguro/type/index.html
種類によっては、20年以上も泳ぎ続けていることに驚きますよね。

まとめ:マグロは寝ずに生きていける

ここまで、マグロの睡眠について詳しく解説してきました。

<マグロが睡眠をとらずに泳ぎ続ける理由>
水中の酸素を取り込むため
沈まないようにするため

<睡眠をとらなくても生きていける理由>
→脳みそが小さいため

何気なく食べていたマグロが、一睡もせずに泳ぎ続けている理由や睡眠が必要ない理由など新しい発見が多くあったと思います。
マグロの身が筋肉質な理由も、泳ぎ続けていることにあるかもしれませんね。
今回紹介したことを知っておくと、お寿司屋さんでマグロを食べるとき、マグロ解体ショーをみるときなどに、友人や家族に雑学として披露できますね。楽しくおいしく、マグロを食べましょう!

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この記事を書いた人

マグロ解体新書編集部

普段何気なくマグロを口にしている方々に、もっと楽しくもっと深くマグロに関わってもらいたいと考えています。一人でも多くの方に「マグロ解体ショー」を体験して欲しいという想いで活動中です!

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