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マグロ解体新書

COLUMN
知る
公開日:2023.09.07
更新日:2024.02.05

マグロは睡眠をとらない!?なぜ疲れずに泳ぎ続けられる?理由を解説!

誰もが一度は食べたことがあるマグロ!
解体ショーや初競りでも有名なマグロですが、こんな疑問を持ったことはありませんか。
・マグロは寝ないって聞いたけど本当?
・睡眠をとらない理由は?
・なぜ睡眠をとらなくても生きていけるの?
こんな疑問を解決するために、マグロの睡眠について詳しくご紹介します。
また、記事後半では、マグロの寿命についても解説するので、ぜひご覧ください。

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・結論:マグロは睡眠を取らない生き物

・寝ずに泳ぎ続ける理由は?

・なぜ睡眠を取らなくても生きていけるのか

・何年泳ぎ続けるの?寿命は?

・まとめ:マグロは寝ずに生きていける

・マグロが食べたくなったら「パティアdeマグロ解体ショー」をチェック

結論:マグロは睡眠を取らない生き物

マグロは、睡眠を取らない生き物です。
一生睡眠を取らず、泳ぎ続ける回遊魚として、有名ですよね。
他の魚や動物、人間は休息をとるために睡眠が必須ですが、マグロはなぜ寝ずに生きていけるのでしょうか。
答えは、体の構造にあります。次の章で詳しく解説します。

寝ずに泳ぎ続ける理由は?

マグロがなぜ寝ずに泳ぎ続けられるのか、理由は以下の2点です。
・酸素を取り込むため
・沈まないようにするため

理由①:水中の酸素を取り込むため

一つ目の理由は、酸素を取り込む(呼吸する)ためです。
当然ですが、動物が呼吸するためには、酸素を取り入れる必要があります。
マグロは、口を開けながら泳ぐことで、水がエラを通過するときに、水中の酸素を取り入れて、呼吸しています。
これを、ラムジュート換水法といいます。
他の魚のようにエラ呼吸ができないマグロは、口を開けて泳ぎ続けないと、酸素を取り入れることができないため、死んでしまいます。
これが、マグロが寝ずに泳ぎ続ける大きな理由です。

理由②:沈まないようにするため

二つ目の理由は、沈まないようにするためです。
魚には、体が沈まないように、浮き袋が備わっています。
マグロにも浮き袋が付いているものの、未発達なため、泳ぎをやめると、体が沈んでしまいます。
体が沈むのを防ぐためにも、寝ずに泳ぎ続ける必要があります。

なぜ睡眠を取らなくても生きていけるのか

「睡眠を取らなくても、疲れて動けなくなったりしないの?」と疑問に思われる方もいると思います。
ここでは、マグロが睡眠を取らなくても生きていける理由を解説します。
それは、脳みそが小さいからと言われています。
マグロの脳みそは、体長1.5mに対し、ビー玉程度の大きさです。
そのため、脳を休めるための睡眠が必要なく、泳ぎ続けられるのではないかと言われています。
ちなみに、人間の脳は1200g以上あり、7時間前後の睡眠が必要とされています。

何年泳ぎ続けるの?寿命は?

脳が小さく、睡眠もとらないと聞くと一見長くは生きていけないように思われるかもしれません。しかし、実際はそんなことはありません。マグロの寿命は、種類によって異なります。代表的なマグロの種類と寿命をご紹介します。

マグロの種類 寿命
クロマグロ(本マグロ) 20~30年
ミナミマグロ 20年
メバチマグロ 10~15年
キハダマグロ 7~10年
ビンナガマグロ 10~16年

※引用:https://www.fra.affrc.go.jp/kseika/maguro/type/index.html
種類によっては、20年以上も泳ぎ続けていることに驚きますよね。

まとめ:マグロは寝ずに生きていける

ここまで、マグロの睡眠について詳しく解説してきました。

<マグロが睡眠をとらずに泳ぎ続ける理由>
水中の酸素を取り込むため
沈まないようにするため

<睡眠をとらなくても生きていける理由>
→脳みそが小さいため

何気なく食べていたマグロが、一睡もせずに泳ぎ続けている理由や睡眠が必要ない理由など新しい発見が多くあったと思います。
マグロの身が筋肉質な理由も、泳ぎ続けていることにあるかもしれませんね。
今回紹介したことを知っておくと、お寿司屋さんでマグロを食べるとき、マグロ解体ショーをみるときなどに、友人や家族に雑学として披露できますね。楽しくおいしく、マグロを食べましょう!

この記事を書いた人

マグロ解体新書編集部

普段何気なくマグロを口にしている方々に、もっと楽しくもっと深くマグロに関わってもらいたいと考えています。一人でも多くの方に「マグロ解体ショー」を体験して欲しいという想いで活動中です!

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